頭金が0円、初期費用がかからず新車に乗れると評判のサービス「カーリース」ですが、口コミでは「やめとけ」「デメリットだらけ」「後悔する」といった声も見られます。
これからカーリースを利用しようと検討中にこのようなネガティブな言葉をみると、不安になりますよね。結論からお伝えすると、カーリースにはメリット・デメリットがあるため、特徴をよく理解した上で、選び方を間違えなければお得で便利なサービスです。
そこで本記事では、カーリースが「デメリットだらけ」と言われる理由を解説し、メリットやおすすめの人の特徴、デメリットを回避できるカーリースを紹介します。
新車カーリースはデメリットだらけだからやばい?やめとけ?利用するデメリット
新車カーリースは「やめとけ」「デメリットだらけ」と言われる理由は、カーリースの契約内容にあります。しかしそのほとんどが、カーリースが登場した当初のもので、最近はさまざまなプランやサービスが登場し、選び方で回避できるようになっています。
ここでは、新車カーリースが悪評に繋がった理由を解説します。
長距離利用が出来ない
カーリースは契約満了時に車を返却する必要があるため、走行距離制限が設けられています。制限の範囲は、月1000kmや年間10,000kmなど、リース会社によってさまざまです。
カーリースは返却時の車の価値(残価)を予め差し引いた形で、月額料金を算出し、提供するサービスです。
車は、走行距離が長くなるほど部品が消耗し劣化するため、価値が下がります。そこで、走行距離制限を設けて、契約満了時まで車の価値を保つようにしています。
走行距離制限をオーバーすると、オーバーした距離分だけ追加料金が発生します。返却時に余計な出費がかかるため悪評に繋がっているのです。
走行距離制限のあるカーリースは長距離運転する方には向いていません。また急な転勤、異動で長距離の移動が必要になった方は、途中解約などができず、困ってしまうでしょう。
しかし最近では、走行距離の心配なく乗れるカーリースも登場しています。例えば、7年以上の長期契約で無制限になる「定額カルモくん」です。また、「MOTAカーリース」は、全てのプランで走行距離無制限となっています。
ボーナス払いがやばい
カーリースの広告を見ると「月5,000円から新車に乗れる」といった安さが目立ちます。しかし中には「よくよくチェックするとボーナス払い併用だった」ということも少なくありません。
ボーナスは絶対に支払われるものではないため、あるものとして計算に入れると危険です。万が一ボーナスが下がったり、支給されなかったりすると、途端に収支が狂ってしまうでしょう。
このようなことが「カーリースやばい」に繋がっています。このデメリットを回避するには、ボーナス払いにしないことです。「トヨタのkinto」なら、ボーナス払いなしでも他社に比べてリーズナブルです。
途中解約に違約金がかかる
途中解約に違約金がかかることも、カーリースが「やばい」「デメリットだらけ」と言われる理由の1つです。
カーリースによっては、途中解約が認められず、残りのリース料金を一括で払うことを条件にしている会社もあります。もし転勤や引越し、結婚などライフステージの変化などで車が不要になった場合に困ってしまいますよね。
契約期間中に生活が変化しそうな方は、途中解約に違約金がかからないサービスや短期リースを検討しましょう。
カーリースはどうなの?後悔しないおすすめの新車カーリース。SOMPOで乗ーる
ここまで新車カーリースのデメリット・メリット、向いている人の特徴を解説してきました。重複しますが、カーリースは条件に合ったサービスを選ぶことが大切です。
下記でご紹介するカーリースなら、上述したデメリットを回避できるプランがあったり、サービスが充実していたりと、おすすめです。
カーリース選びに困ったら、下記の3社をチェックしてみてください。
トヨタのサブスク「kinto」
トヨタのサブスク「kinto」は、トヨタの新車・レクサス新車を月々コミコミ定額で利用できるサービスです。任意保険も含まれていますから、余計な出費がかかりません。
トヨタの正規販売店でメンテナンス済みの中古車も選べます。
kintoには途中解約フリープランや途中で乗り換えも自由な「のりかえGO」など、プランも豊富。条件に合わせて選べるため、カーリースのデメリットを最小限に抑えることが可能です。
WEB/店頭から申し込みできて、手間もかかりません。さらに法人契約もOKで、費用は100%経費計上できます。
頭金・ボーナス払い | なし |
自賠責保険料 | 込み |
選べる車種 | 国内全車種 |
契約期間 | 1年〜7年 |
メンテナンス費 | プランによる |
納車 | 車種による |
中古車 | あり |
料金例 | ヤリス:5年35,310円RAIZE:3年39,490円〜 |
定額カルモくん
「定額カルモくん」は、最短4日納車可能、スピーディーな対応が人気のカーリースです。頭金・ボーナス払いなし、新車・中古車など豊富なラインナップから車を選べます。
しかもWEBから申し込みすれば、ネット割で最大49,500円の割引。ボーナス払いなしでも1万円台〜リース可能です。
契約期間は1年〜最長11年まで。長期契約が可能で、契約満了時に車がもらえるオプションもあるためマイカー感覚で使えます。
頭金・ボーナス払い | なし |
自賠責保険料 | 込み |
選べる車種 | 国内全車種 |
契約期間 | 1年〜11年 |
メンテナンス費 | プランによる |
納車 | 最短4日 |
中古車 | あり |
料金例 | ホンダN BOX:17,500円スズキハスラー:16,730円 |
SOMPOで乗ーる
「SOMPOで乗ーる」は、月1万円台から新車に乗れるリーズナブルな価格が人気のカーリースです。途中で「返せーる」&最後に「貰えーる」プランがあるので、途中解約、最後に車がもらえるなど、条件に合わせて選べます。
納車が最短10日と早いためお急ぎの方にも最適。
カーリースでは珍しく外車が選べます。プジョーやベンツの新車など選び放題です。初期費用の関係から諦めていた憧れの高級車に乗れる機会なので、ぜひチェックしてみてください。
頭金・ボーナス払い | なし |
自賠責保険料 | 込み |
選べる車種 | 国内全車種 外車もOK |
契約期間 | 3年 5年 7年 |
メンテナンス費 | プランによる |
納車 | 最短10日 |
中古車 | なし |

新車カーリースどうなの?利用するメリット
続いてカーリースを利用するメリットを紹介します。
頭金なしで新車に乗れる
カーリースのメリットは、初期費用・頭金なしで新車に乗れることです。
本来新車に乗りたいと思ったら、これまでは購入しか選択肢がありませんでした。リースは法人が利用するケースが多く、個人にはあまり浸透がなかったサービスです。
ローンで新車を購入する場合、金利や月の支払い負担を軽減するため頭金が必要です。
また、事務手数料などさまざまな初期費用もかかります。
しかし個人向けカーリースサービスが充実している現在では、頭金なしで新車に乗れる車のサブスクとして浸透しています。
これまで初期費用がネックになって新車に乗れなかった人も、気軽に好きな車を選べるようになりました。
車の維持費が月額料金にコミコミ
カーリースは車にかかる各種税金や車検代が、月額料金に含まれています。
プランによっては、メンテナンス費用までコミコミなので、毎月一定額の支払いとなります。イレギュラーな出費を想定する必要がないため、家計管理がしやすいことがメリットです。
車を自分で所有する場合、2年に1回の車検費用や毎年税金がかかります。他にもオイル交換や消耗品の交換などメンテナンス費用が必要です。
カーリースならこれらの費用が全て月額費用に含まれています。余計な出費がないので、気軽に車を所有できます。
新車カーリースはこんな人におすすめ
上述したように、カーリースのデメリットはリース会社のプランや選び方で回避できます。新車カーリースはメリットも多いため、条件が合えば最高に便利なサービスです。
新車カーリースのメリットからみると向いているのは、以下のような人です。
- 初期費用をかけずに新車に乗りたい
- 少しグレードの高い車に乗りたい
- 税金や車検など、面倒なことは人に任せたい
- 気軽に新車を乗り換えたい
- 長距離を走る機会が少ない
- カスタマイズや改造に興味がない
- 短い期間だけ車が必要
- 手続きをWEBで済ませたい
カーリースは初期費用をかけず、税金など月額料金コミコミで新車に乗れることが魅力です。このメリットを最大限に活かせるのが上記のような方です。手続きは全てWEBで完結しますので、申込んだら自宅で待つだけ。手間もかかりません。家族でじっくり車を選ぶことができます。
まとめ
新車リースは「やめたほうがいい」などの悪い口コミがある一方で、良い評判も多くみられます。デメリットはありますが、プランとリース会社の選び方次第で避けられますので、ライフイベントを想定しながら検討しましょう。
どのカーリースがいいか迷ったら、本記事で紹介した「KINTO」「
定額カルモくん」「SOMPOで乗ーる」をチェックしてみてください。