※過去の記事になります。現在は「モビット VISA-W」になりました。
SMBCモビットには、三井住友カードと提携したクレジット機能付き「Tカードプラス(SMBCモビット NEXT)」を発行しています。
このTカードプラス(SMBCモビット NEXT)について「審査は厳しいのかな」「クレジットカードとどう違い?」など、気になっていませんか?
そこで本記事では、SMBCモビットユーザーが利用できるTカードプラス(SMBCモビット NEXT)について、審査難易度や審査基準、普通のクレジットカードとの違いなどを解説します。
審査に落ちる人の特徴や口コミなども紹介していますので、参考にどうぞ。
- SMBCモビットクレジット機能付きカード「Tカードプラス」の審査難易度
- Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査基準・限度額
- SMBCモビットクレジット機能付きカード「Tカードプラス」の審査時間と状況確認・審査落ち連絡の方法
- SMBCモビット「Tカードプラス」は普通のクレジットカードとどう違う?
- SMBCモビットクレジット機能付き「Tカードプラス」の審査に落ちやすい人と落ちた理由。ブラックリスト・知恵袋など
- SMBCモビットクレジット機能付き「Tカードプラス」良い口コミから見るメリット。
- SMBCモビットクレジット機能付き「Tカードプラス」悪い口コミから見るデリット
- SMBCモビットクレジット機能付きカードが向かない人はこちらもおすすめ
- まとめ
SMBCモビットクレジット機能付きカード「Tカードプラス」の審査難易度
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、ローンカードとクレジットカードの2つの機能をもったカード※です。そのため通常のクレジットカードより審査難易度は高めです。
(※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります。)
申し込み条件は、以下の2つを満たすことです。
- モビットカード会員の方
- 年齢満20歳以上~74歳以下の安定した収入のある方
(収入が年金のみの方はお申込いただけません。)
Tカードプラス(SMBCモビットnext)を利用するには、まずSMBCモビットのローン審査に通過してモビットカード会員になる必要があります。この審査がまず第一関門です。
次にクレジットカード機能をつけるために、三井住友カードの審査を通過しなければなりません。これが第二関門となります。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査基準・限度額
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査基準は公開されていませんが、通過した人の特徴やカードローン審査の傾向から推測すると、重要視される項目は下記の4つです。
- 安定した収入がある
- 申し込み条件を満たしていること
- 信用情報に傷がないこと
- 他社の借入が多くないこと
まず、申し込み条件を満たし、安定した収入があることが絶対条件です。Tカードプラス(SMBCモビットnext)を利用しても、きちんと返済できるかどうかが焦点となります。
次に信用情報に傷がないこと。カードローンやクレジットカードの利用履歴に延滞や滞納、債務整理などの記録があれば、審査に通過しません。1度でも金融機関に迷惑をかけて、返済が滞った人は、「返済能力がない」「信用できない」と判断されてしまうからです。
また、他社の借入が多くないことも審査基準となります。SMBCモビットは消費者金融カードローンですから、総量規制の対象となります。総量規制とは、過剰貸付を防止するため年収の3分の1までしか貸付できない法律です。
他社の借入(消費者金融での借入)がすでに年収の3分に1を超えていたら、SMBCモビットの審査に通過しません。つまり、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みもできないことになります。
SMBCモビットクレジット機能付きカード「Tカードプラス」の審査時間と状況確認・審査落ち連絡の方法
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査時間は、カード発行まで約1〜2週間ほどです。
先述したとおり、Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、まずSMBCモビットの審査に通過する必要があります。SMBCモビットの審査時間は、WEB完結なら最短15分程度。
審査に通過して契約すれば、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みを行います。Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査は三井住友カードですから、多少時間がかかります。
カード発行までは2週間程度みておいた方がいいでしょう。
※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査状況を確認する方法
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査結果はメールで通知されます。審査結果が届かない方は、メールボックスを確認してみてください。
審査状況の確認は、三井住友カードの公式HPから行いましょう。
三井住友カードの審査状況照会ページから、必要項目を入力すれば照会できます。
※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります。
SMBCモビット「Tカードプラス」は普通のクレジットカードとどう違う?
Tカードプラス(SMBCモビットnext)が、他のクレジットカードと違う特徴は、ローンカードとクレジットカード、Tカードの3つの機能が1つに集約されていることです。
通常クレジットカードに付帯される機能は、キャッシングです。しかし、Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、モビットのカードローン機能つき。
さらにVポイントカードとしての機能もありますから、1枚で3枚のカードの役割を果たします。最近はミニ財布を愛用する方も増えていますから、機能性の高いカードは助かりますよね。
貯めたVポイントは、提携先で利用できるほか、モビットカードローンの返済にも充当可能です。
ちなみに年会費・発行手数料は無料ですから、維持費もかかりません。
《Tカードプラス(SMBCモビットnext)の概要》
申し込み対象 | 満20歳以上のモビットカード会員の方 |
年会費・発行手数料 | 永年無料 |
ショッピング補償 | 年間100万円までのお買物安心保険 (一部補償の対象とならない商品・損害がございます。 海外でのご利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)のご利用のみ対象) |
ポイント | クレジットカード・提携先店舗での利用200円につきVポイント1ポイント付与 |
利用可能枠 | 総利用可能枠10〜80万円 ショッピング枠10〜80万円 リボ払い・分割払い0〜80万円 |
国際ブランド | マスターカード |
SMBCモビットクレジット機能付き「Tカードプラス」の審査に落ちやすい人と落ちた理由。ブラックリスト・知恵袋など
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査に落ちやすいのは、下記のような特徴があります。当てはまるものがないかチェックして、申込の検討や対策を行いましょう。
申込内容に不備や虚偽がある
年収や他社借入状況、勤務先など、申込内容に不備や虚偽がある場合は、審査に通過しません。
例えば、審査通過を狙って年収を高く申告することや他社の借入額を低く伝えるのはNGです。信用情報の閲覧や提出書類でバレてしまいます。
また、すでに退職している勤務先を伝えるなども、後にバレてしまうと強制解約や一括返済となるためやめましょう。
信用情報に傷がついている。ブラックリスト
先述したとおり、信用情報に傷がついている場合も審査落ちします。
過去5年〜10年以内に、61日以上の長期滞納・延滞、債務整理、自己破産をした人は、審査に通過しません。すでに借金を完済したり、免責がおりて解決していたとしても、信用情報から消えない限りは、審査通過は難しいでしょう。
ちなみにスマホの本体を割賦で支払っている方で、過去に何度か返済に遅れていれば、信用情報に載るため注意が必要です。
「クレジットカードやカードローンの返済に遅れたことがないのに審査が通らない」という場合は、割賦やショッピングローンなどが影響している可能性があります。
ただ、ブラックリストでも通った口コミもあるので、試しに申し込んでみるのもありかもしれません。
自分ブラックリストなんですけどTカードプラス作れたのはなんでですか?わかる方いらっしゃったら教えて頂きたいです。
引用:Yahoo!知恵袋
属性が低い
Tカードプラス(SMBCモビットnext)はアルバイトやパート、自営業でも申し込みできます。しかし、あまりにも年収が低すぎたり、自営業で収入の安定性が証明できなかったりすると、審査に落ちてしまうでしょう。
他にも下記のような方は、審査通過に落ちてしまいます。
- 雇用形態が正社員・公務員以外
- 勤続年数が短い
- 勤務先の規模が小さい
- 年収に対し他社の借入金額が大きい
このような場合は、安定した収入がないまたは、生活状況が不安定とみられやすいため、審査に落ちやすい状況です。
転職や就職をしたばかりで、勤続年数が1年未満の方は最低でも1年経ってから申し込みしましょう。他社の借入額が大きい場合は、その借金を返済するか、SMBCモビットの申し込み金額を低めにするなど対策が必要です。
SMBCモビットクレジット機能付き「Tカードプラス」良い口コミから見るメリット。
ここからは、Tカードプラス(SMBCモビットnext)を実際に利用した方の声を参考に、メリットを解説していきます。
Vポイントが貯まる・返済に使える
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、利用する度にVポイントが貯まります。貯まったポイントは返済に使える点も便利です。
この3つの機能を1つにまとめたカードはなかなかないため、口コミでも好評です。
年会費無料で持てる
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、3つの機能が搭載されている多機能カードですが、年会費無料で使えます。
機能性が高いのに維持費がかからないのは、嬉しいポイント。クレジットカードの年会費は、もったいないため、無駄を省きたい方におすすめです。
Tカード プラス(SMBCモビット next)はクレジット機能とポイントカードが付いた年会費無料のカードローンです。ETCカードも作ることができます。https://t.co/C86C3xSTqm
— クレラン – クレジットカードランキング (@creditranking) July 26, 2019
スマホアプリと連携すれば、セブン銀行のATMを利用できます。Apple Payの登録も可能ですから、iPhone利用者はカードレス決済が使えて便利です。
SMBCモビットクレジット機能付き「Tカードプラス」悪い口コミから見るデリット
次に、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の悪い口コミからデメリットを紹介します。
審査に落ちた
審査がある以上、全ての人が利用できるわけではありませんが、やはり審査に落ちてしまった人の口コミは多くみられます。
SMBCモビットの審査に通過しても、三井住友カードの審査に通らなければ利用できませんから、この2段階式の審査が難易度高めです。(※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります。)
早かったー。Tカードプラスの審査。モビット申し込んでからのカード発行のため、審査は三井住友カード。さすがに即否決。
— ユキチー (@yukichi_saimu) September 14, 2019
書面来るのかー。こえーなぁ、おい。 pic.twitter.com/QSvGp2olSk
とはいえ、安定した収入があり、他社の借入が多くなく、延滞などもない方は通過する可能性が十分あります。
支払い先が2社に分かれて面倒
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、ローンカードとクレジット機能が1つにまとまったカードですから、支払い先も2社に別れるところがデメリットです。
- カードローン利用→SMBCモビットへ返済
(返済日毎月5日、15日、25日、月末のいずれか) - クレジットカード利用→三井住友カードへ返済
(返済日15日締め翌10日払)
上記のように、返済日もそれぞれ異なるため、管理しなければうっかり忘れてしまうことも。ただ、引き落とし口座を同じにして、返済日までにお金を入金していれば、特に面倒なことはないでしょう。
カードローンは提携ATMで繰上げ返済も可能です。
※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります。
消費者金融のイメージが強い
Tカードプラス(SMBCモビットnext)はクレジットカードなのですが、知名度は高くありません。
どちらかといえば、SMBCモビットの知名度が高いため、カード表面に記載されている「SMBCモビット=消費者金融カードローン」のインパクトが強いこともデメリットです。
マスターカードが記載されていますから、クレジットカードには間違いないのですが、消費者金融カードローンの利用も連想されるため、若干店舗で使いづらい時があるのは否めません。
そのため、ネット決済や電子決済のチャージ用として利用する人もいます。
SMBCモビットクレジット機能付きカードが向かない人はこちらもおすすめ
ここまでTカードプラス(SMBCモビットnext)について解説してきましたが、「向いていないかも」「やっぱりやめようかな」と感じた方もいるでしょう。
そんな方には、アコムが発行する年会費無料のクレジットカードACマスターカードもおすすめです。
ACマスターカードは、新規顧客確保も積極的なアコムが発行していますので、審査通過基準を満たしやすい点が魅力です。
《Tカードプラス(SMBCモビットnext)とACマスターカードの違い》
SMBCモビットTカードプラス | ACマスターカード | |
発行日数 | 最短2週間程度 | 即日発行可能 |
審査 | 2回※ | 1回 |
ショッピング限度額 | 10万〜80万円 | 最大300万円 |
国際ブランド | マスターカード | マスターカード |
返済 | クレジットカードは口座振替のみ | コンビニATMも利用可 |
上記のように、発行スピードとショッピング限度額が大きく異なります。ACマスターカードは、即日発行可能。無人契約機でカードを受け取れますので、即日利用できます。
海外利用も可能ですし、ショッピングは最大300万円と十分な利用限度額が用意されています(審査あり)。利用明細の郵送が無いなど、家族バレも防げますし、カード表面にアコムの記載もないため、店舗利用時も抵抗もありません。
まとめ
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は1枚にカードローン、クレジットカード、Tカードの機能を兼ね揃えた多機能カードです。大手SMBCグループ発行ですから、安心感があります。
Vポイントが貯まる、持ち歩きが便利など、メリットがある一方で、審査が2段階だったり、返済日がローンとクレジットで異なったりと、デメリットもあります。ショッピングの限度額が80万円ですから、少ないと感じる方もいるでしょう。
もし合わない、審査に自信がないと感じたら、アコムが発行するACマスターカードも選択肢の1つとして比較してみるといいでしょう。