個人事業主が運転資金の融資を受ける!目安や通りやすい銀行・日本政策金融公庫。生活費など

ビジネスローン

事業を順調に運営し続けるために、安定した運転資金の確保は欠かせません。とはいえ、運転資金が足りずに融資が必要になるときもあるでしょう。

個人事業主の場合は法人よりも借入先が少ないため、どこから借りたらいいのか、悩む人も多いかもしれません。

そこで本記事では、個人事業主が運転資金の融資を受ける方法を4つ紹介します。融資方法を知れば状況に合わせて選択でき、運転資金の融資をスムーズに受けられます。

必要な運転資金の目安についても解説するので、安定した資金繰りにお役立てください。

【個人事業主の運転資金】融資方法!通りやすい銀行はある?日本政策金融公庫。生活費など

【個人事業主の運転資金】融資方法!通りやすいのはある?

個人事業主が融資を受けるのは、法人よりも厳しい傾向にあります。なかには、個人事業主を対象としていない金融機関もあり、融資を諦めてしまう人もいるかもしれません。

しかし、個人事業主に向けた融資方法もあるのでご安心ください。ここでは、個人事業主が運転資金の融資を受ける方法を4つ紹介します。

  • 日本政策金融公庫
  • ビジネスローン
  • 消費者金融カードローン
  • ファクタリング

①日本政策金融公庫(新型コロナウイルス感染症特別貸付など)

日本政策金融公庫は、国が100%出資する金融機関です。営利目的で運営されていないため、1%〜3%程度の低金利で融資を受けられます。

融資の種類や内容はさまざまで、経済が急激に悪化した際には臨時の融資制度も設けられます。

以下は、個人事業主が運転資金に使えるおすすめの融資制度をまとめた表なので、参考にしてみてください。

融資制度対象概要
新規開業資金新たに事業を始める人または事業開始後おおむね7年以内の人融資限度額7,200万円(うち運転資金4,800万円)運転資金の返済期間は7年以内金利2.1%~3.3%担保・保証人は要相談
新創業融資制度新たに事業を始める人または税務申告を2期終えていない人融資限度額3,000万円(うち運転資金1,500万円)金利2.4%~3.6%担保・保証人不要
新型コロナウイルス感染症特別貸付新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的に業況悪化した人融資限度額8,000万円金利1.2%~2.4%無担保・保証人要相談

※金利は、さまざまな要件により特別利率が適用される場合があります。

なお、日本政策金融公庫の審査は早くても1週間、遅ければ2か月ほどかかる場合もあります。金利が低いのは魅力ですが、急な資金不足の際は間に合わないかもしれません。

また、審査通過率は50%〜60%程度といわれています。日本政策金融公庫一本にかけるのは賢明とはいえないでしょう。

②ビジネスローン

ビジネスローンは、銀行や消費者金融などの金融機関で提供されている事業資金用のローン商品です。銀行と消費者金融のビジネスローンを比較すると、次のようになります。

メリットデメリット
銀行のビジネスローン消費者金融のビジネスローンより金利が低い
信頼できる
即日融資に対応していないケースが多い
個人事業主の審査は厳しい提出書類が多い
ノンバンク(消費者金融・信販)のビジネスローン即日融資可能な場合が多い
事業資金以外に使える商品もある
種類が豊富
提出書類が少ない
銀行のビジネスローンより金利が高め

それぞれ特徴が異なりますが、金利の低さを重視するなら銀行のビジネスローン、早く融資してほしいならノンバンクのビジネスローンを選ぶといいでしょう。

③消費者金融カードローン:生活費OK

消費者金融カードローンのなかには、事業資金として使える商品もあります

アイルフルなどの大手消費者金融は即日融資に対応しているため、急いでいる際におすすめです。

また、カードローンは使用使途自由なので、生活費など自由にお金を利用できるのがメリット。

申込時の必要書類も少ないので、早急に資金調達の必要がある人は検討してみるといいでしょう。

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④ファクタリング

ファクタリングは、売掛債権を譲渡することで資金を調達する方法です。個人事業主でも、法人の売掛債権があれば利用できる場合が多い傾向にあります。

ファクタリングの審査において、利用者の信用情報や事業内容などは重要視されません。そのため、ローンの審査に自信のない人におすすめです。

提出書類も少なく、オンライン完結に対応している業者もあるので、手間をかけずに資金調達したい人には最適です。

QuQuMoであれば、最短2時間・1%からの手数料で資金が手に入るのでおすすめです。

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【個人事業主の運転資金】目安

運転資金は、事業をするうえで発生するさまざまな費用を賄うためのお金です。

運転資金として確保しておくべき金額は、業種や財務状況などによって異なりますが、一般的には3~6か月分が目安とされています。

たとえば、ひと月の運転資金として200万円が必要だとすると、必要額の目安は600〜1,200万円です。

運転資金の目安が少なすぎると資金不足に陥る恐れがあるので、注意してください。

必要な運転資金は次の計算式で求められます。

売上債権+棚卸資産-仕入債務

  • 売上債権・・商品の販売やサービスの提供によって発生する債権(売掛金や受取手形など)
  • 仕入債務・・商品や材料などを購入し、後日支払う必要がある債務
  • 棚卸資産・・保有している商品や原材料など、いわゆる在庫と呼ばれるもの

仮に、ひと月の売上債権が300万円、棚卸資産が100万円、仕入債権が200万円の場合、必要な運転資金は200万円です。

自分に必要な運転資金の目安を知り、資金繰りを安定させましょう。

【個人事業主の運転資金】融資が通りやすい銀行はある?

【個人事業主の運転資金】融資が通りやすい銀行はある?

個人事業主でも銀行融資は受けられます。しかし、融資が通りやすい銀行はありません

個人事業主が銀行融資を受ける場合は、開業届けを出しており、基本的には黒字決算などの安定した業績が求められます。

提出書類も多く、銀行の融資担当との面談もあるため、融資までに時間もかかります。とはいえ、信用性や金利の低さから銀行融資を受けたい人もいるでしょう。

SNS等では、個人事業主の銀行融資について次のような口コミがありました。

「銀行は公的な融資ではなく、営利を目的とした民間の金融機関です。
だからこそ、個人事業主が銀行から創業融資を受けるのは中々難しいんです。
どんな事業でも、回収を見込めない投資は出来ないということですね」

引用:

「>安定した収入のある個人事業主が対象で、神奈川県内か東京都町田市に事業所か住居があること
横浜銀行と神奈川銀行、個人事業主向けウェブ完結融資:日本経済新聞」

引用:

口コミからもわかるように、個人事業主が銀行融資を受けるのは容易ではありません。銀行融資の場合は、大手銀行よりも地方銀行のほうが融資を受けられる可能性は高いでしょう。

しかし、地方銀行で融資を受けられるとしても、提出書類の多さや要面談も変わらないため、融資までに時間がかかります。

資金調達を急いでいる人は、即日融資にも対応している消費者金融カードローンやビジネスローンのほうが安心です。

個人事業主で運転資金と生活費どちらも使えるのはある?即日OKの消費者金融カードローン・ビジネスローン

消費者金融カードローンには、生活資金と事業資金のどちらにも使える商品があります。即日対応のところであれば、急に資金が必要になった場合も安心です。

ここでは、即日融資に対応している消費者金融カードローンとビジネスローンを紹介します。

①ファンドワン

ファンドワンは事業者ローンに特化した会社で、50万円から500万円までは原則代表者の連帯保証のみで融資してもらえます。

大口融資にも対応しており、最大で5,000万円までの融資が可能です。

事業者ローンは法人が対象となりますが、売掛債権担保融資や不動産担保融資であれば個人事業主も対象となります。

金利10.00%〜18.00%
利用限度額最大5,000万円
融資スピード最短即日
担保・保証人500万円までは原則不要
申込条件法人のみ
対象地域全国
※事業者ローンの場合

【ファンドワンはこちら】

MRF

MRF

画像引用:MRF

MRFでは、有担保型ビジネスローンを提供しています。事業資金専用で生活資金には使えませんが、即日に借り入れができ、担保があれば審査にも通りやすい傾向です。

また、MRFにはファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士などの資格をもったスタッフが在籍しており、ニーズに合わせた最適なプランを提案してくれます。

そのため、ビジネスローンの利用が初めてという人も安心です。

融資対象者法人、個人事業主
実質年利4.0%~15.0%
借入限度額3億円
※借入限度額は審査によって決定します
融資までの期間最短即日融資(※)
Web完結可能

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

MRF詳細はこちらから

まとめ

個人事業主が必要な運転資金の目安は、3〜6か月分です。運転資金が足りない場合は、融資を検討しましょう。

今すぐ資金が必要になったときには、即日に資金調達が可能なビジネスローンや消費者金融カードローンがおすすめです。

プロミスのカードローンは事業資金にも使えるうえ、必要書類も基本的には本人確認書類のみです。即日融資に対応しているので、急な資金不足に対応できます。

審査に自信がない場合には、No.1ファクタリングなどのファクタリングを検討してみてください。個人事業主でも、法人の売掛債権があれば利用できます。

運転資金が必要になった際は、また本記事を参考にして、自分に合った融資先を選んでみてください。

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