近年人気で利用者が急増中のカーリース。初期費用・頭金なしで新車に乗れると評判ですが、果たして本当にお得なのか気になる方も多いでしょう。
一部の口コミでは「カーリースは後悔する」「カーリースなんてやめとけ」などの声がみられるため、不安になりますよね。
結論からお伝えすると、カーリースは条件が合う人にはお得なサービスです。デメリットを理解して選べば、後悔することはありません。
そこで本記事では、カーリースが後悔すると言われる理由や向いている人の特徴、失敗のないカーリースをご紹介します。
カーリースどこがいい?恥ずかしい・後悔すると言われる理由。ボロボロ。知恵袋など
まずはカーリースが後悔すると言われる理由を、知恵袋やTwitterなどの口コミも参考に解説していきます。
中途解約ができない・違約金が発生する
カーリースは、原則として中途解約ができません。途中で解約する場合は、残額を違約金として請求されてしまいます。これが、「後悔する」と言われる理由です。
カーリースの月額料金は、車両本体価格を契約年数で割って算出されます。もし途中解約すると、契約満了時までの残りの残金がカーリース会社の損害となってしまうため、中途解約は不可としているのです。
Yahoo!知恵袋でも、中途解約で違約金が発生したという投稿がありました。

(参考:Yahoo!知恵)
しかし、カーリースの契約時には、途中解約ができないこと、違約金についての説明があります。また、契約書にもその記載があるため、契約後に突然追加されたルールではありません。
知恵袋でも下記のようにアンサーが投稿されています。

(参考:Yahoo!知恵)
中途解約できないことで後悔するのは、「途中解約ができないデメリット」について、認識できているかどうかが問題です。
契約時に、ライフスタイルの変化で解約する恐れがある場合は、1年契約にするなど契約期間を慎重に検討しましょう。また、「KINTOの解約フリープラン」や中途解約OKの「リースナブル」がおすすめです。
走行距離制限やペット不可など制約が多い
カーリースは車の返却を前提としているため、走行距離制限やペット不可、カスタマイズができないなどの制約があります。
「車を自分好みにドレスアップしたい」「毎日長距離運転する」という方には、適さないサービスです。また、ペットを飼っている人は、車に乗せられないと困るケースも多く、「後悔する」と言われています。
知恵袋での口コミでも、下記のように気になっている方がいます。


引用:Yahoo!知恵袋
購入するより割高になるケースもある
カーリースのプランや契約期間によっては、購入するより割高になるケースもあるといわれています。
カーリースの月額料金には、税金や車検代、メンテナンス費用や手数料などが含まれているためローンと比べると確かに、高く感じるでしょう。
しかし、カーリースは毎年支払う税金や2年ごとの車検が必要ありません。また、初期費用や頭金も0円で新車に乗れます。
このようなメリットがあなたの条件に合えば、決して割高ではありません。「現金一括で車を買いたくない(買えない)」「初期費用0円で3年ごとに新車に乗り換えたい」「車にかかる費用を定額にしたい」という方にはベストなサービスです。
みなみさん、こんばんは!
— まっつん|カーリース比較・体験レポ(車サブスクKINTO納車待ち) (@car_subscNavi) October 15, 2022
カーリース、高いか安いかで言えば現金一括よりは高くなります。その分初期費用なしで乗れたり、支払いが平均化できたり、メンテナンスをプロにまかせられるのがメリットですね。(もうご存じかもしれませんが😅)ブログ書いているので何かお手伝い出来るかもしれません! pic.twitter.com/pFKbugT6MC
車が自分のものにならない
カーリースは返却を前提とした契約です。長期間にわたり月額料金を払い続けても車が資産とならないことを「デメリット」と感じる方もいるでしょう。
しかし、車は長期間乗れば乗るほど、価値が落ちていきます。いずれは買い替えが必要です。古い車は不具合が多く、修理費用やメンテナンス費用がかかりますので、資産とはいえないでしょう。
それより、維持費をかけず3年ごとに新車に初期費用0円で乗り換えられるカーリースがお得と考える方も少なくありません。
どうしても車を自分のものにしたい方は、「定額カルモくん」の車がもらえるプランなどもありますので、選択肢としてチェックしてみてください。
カーリースの契約終了、選択肢の一つとしてその車を買い取ることも考えてみましょう✨
— 美穂@ママFPのカーリースライフ🚗 (@CarLife2022) March 14, 2022
何台かリースで乗りついで、気に入った車に出会ったらそのまま買い取って乗り続ける事もありなんです。
保険等は自分で入ることになりますが、カスタマイズ等が出来るので自分の好きなすたいるになります🥰
ボロボロ
カーリースを利用した人の中でボロボロだったという人もいました。
これは、激安中古車カーリースの話で、新車であればボロボロが納品されることはありません。
ボロボロを避けたい場合は、KINTOや定額カルモくんなどの新車カーリースを利用しましょう。
カーリースで後悔しない!向いている人・おすすめする人の特徴
お伝えしたとおり、カーリースにはいくつかのデメリットがあります。しかし、利用する人によってはメリットが大きいサービスです。
特に、下記のような人はカーリースに向いています。
- 頭金や初期費用をかけずに新車に乗りたい
- 3年ごとなど定期的に違う車に乗り換えたい
- 車を購入したいけど、長期間のローンは避けたい
- 税金や車検代が不安で車が持てない
- カスタマイズなど特にこだわりがない
- 長距離移動が少ない
カーリースの大きなメリットは、初期費用をかけずに新車に乗れることです。しかも契約満了すれば、違う新車に乗り換えることができます。
税金や車検の心配をすることなく、定期的に新車に乗り換えられるのはカーリースの利点です。
上述したようにカーリースは返却が必要なので、カスタマイズができません。しかし、車がもらえるサービスを提供しているとこを選べば、カスタマイズも可能です。
長距離移動が多いと走行距離制限が超えて、精算時に追加料金が発生することもあります。
後悔しないおすすめのカーリースならこの3社
後悔しない、おすすめのカーリースは下記の3社です。
- KINTO
- 定額カルモくん
- リースナブル
KINTOトヨタの新車を頭金0円で!

「Kinto」は、頭金0円、初期費用0円、なんと月額費用に任意保険まで含まれている人気のカーリースです。クレジットカード払いも可能なので、カードのポイントも貯まってお得。
契約期間は、3年・5年・7年から選択可能(レクサス車は3年の契約期間)で、いつでも解約金0円で解約できる「解約フリープラン」も用意されています。
契約期間中は、割安の手数料で別の車に乗り換えることも可能。ライフスタイルの変化に合わせて自由に対応できる点がKINTOの魅力です。
メンテナンスなどはトヨタの販売店を利用できますので、安心感もあります。数年おきに新車に乗り換えたい方や、手厚いサポートを求める方におすすめです。
《Kintoの特徴》
- 頭金0円でレクサスに乗れる
- 税金&保険&メンテナンス&任意保険がコミコミ
- メンテナンスはトヨタ・レクサスの販売店が実施
- 審査・申し込みがスムーズ
- 保険を利用しても月額利用料の変更無し
月額料金 | 14,740円〜 |
ボーナス払い | 可能 |
残価精算 | なし |
リース期間 | 3年・5年・7年 |
走行距離制限 | 1,500km/月 |
任意保険 | あり |
車種料金一例 | ・ヤリス:14,960円 ・ルーミー:14,740円 ・ノア:19,910円 ※ボーナス併用 |
定額カルモくん:頭金、ボーナス払いなし

「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、月額1万円台から新車に乗れるお得なカーリースです。カーリースは早くても納車に1ヶ月ほどかかるのが一般的ですが、定額カルモくんなら、最短4日の超スピード納車が可能です。
毎月500円の乗り放題オプションを追加すれば、契約満了時に車がもらえるプランも人気。1年の短期契約から、11年の長期契約まで、好きな期間を選べます。7年以上の契約なら走行距離制限がなく、マイカー感覚で乗れるのも魅力です。
申し込みはWEBで完結、審査結果は翌営業日のスピード対応。全国どこでも自宅に車を届けてくれるので、契約後は待つだけでOKです。
《定額カルモくんの特徴》
- 契約期間は1年〜最長11年
- 審査がはやくて納車も迅速
- 軽自動車の種類も豊富
- 国産全メーカー・車種から選べる
- 中古車の取り扱いあり
- キャッシュバックキャンペーンなども頻繁に開催
月額料金 | 11,830円〜 |
ボーナス払い | 不可 |
残価精算 | なし |
リース期間 | 1〜11年 |
走行距離制限 | 1,500km/月 7年以上ならなし |
任意保険 | なし |
車種料金一例 | ・ダイハツミライース:11,830円 ・スズキハスラー:17,220円 ・ホンダNBOX:18,100円 |
リースナブル:月額6,600円〜からリースOK

途中解約の違約金が発生しない「リースナブル」。車検・税金コミコミ、月々6,600円からの格安料金でカーリースを提供しています。
月3万円台(ボーナスなし)でアルファードに乗れると評判で、台数と車種限定で、50万円以上安くなるセールも頻繁に開催。EV車を選べば、補助金の活用で100万円以上安くなります。
リースナブルでリースした車は、全国のディーラーでメンテナンスやサポートが受けられます。なんとメーカー保証も5年つき。不具合が生じても正規ディーラーが対応してくれますから、安心して利用できます。
申し込みは、3分で完了。面倒な申し込み手続きがないため、急いでいる方にもおすすめできます。
《リースナブルの特徴》
- 業界最低水準の料金
- キャンペーン・セールの活用でさらに安い
- 頭金・登録料0円
- メーカー保証5年
- 充実のメンテナンス
- いつでも解約OK
月額料金 | 6,600〜 |
ボーナス払い | 可能 |
残価精算 | あり |
リース期間 | 3年 5年 |
走行距離制限 | 750km/月 |
任意保険 | なし |
車種料金一例 | ・ヴォクシー:19,800円 ・ノート:6,600円 ・アクア:6,600円 ※ボーナス併用 |
カーリースで後悔しない選び方!チェックポイント

最後にカーリースで後悔しないための3つのチェックポイントをご紹介します。
リース契約を結ぶ前に、契約内容などをしっかり確認しておきましょう。
①契約方法を確認する
カーリースの契約方法には、「オープンエンド方式」と「クローズエンド方式」の2つがあります。
オープンエンド方式 | 月額料金が安い契約満了時に残価精算がある |
クローズエンド方式 | 契約満了時の残価精算がない |
オープンエンド方式は、月額料金が安いというメリットがある一方で、残価精算があるため、契約満了時に追加料金が発生する恐れがあります。
クローズエンド方式なら、残価精算する必要がないため、契約満了時に出費がなく安心です。
先ほど紹介したカーリースでいうと、「定額カルモくん」「KINTO」は、クローズエンド方式です。
「リースナブル」は途中解約できる便利さが魅力ですが、オープンエンド方式なので、残価が下取り額を下回ると差額を支払うことになるため、契約内容はよく確認しておきましょう。
②契約期間は慎重に検討する
カーリースは基本的に中途解約できませんので、契約期間の設定は、ライフプランを考慮して慎重に検討しましょう。
「KINTO」の解約フリープランなど、中途解約できるものもありますが、月額費用が高くなるなど、デメリットも生じます。子供の成長や生活状況などを加味した上で慎重に検討すれば、契約満了時まで利用できるでしょう。そのほうが割安になるため、おすすめです。
「定額カルモくん」など、1年単位で契約できるカーリースもありますので、車が必要な期間だけ借りるようにすると安心です。
③任意保険の加入も忘れずに
カーリースの月額料金には、任意保険が含まれていません。
任意保険は、自賠責保険ではカバーできない部分を補償してくれるため、必ず必要です。
カーリースは契約上、原状回復をして車を返却する必要があるため、衝突・接触事故による損害は自己負担となります。事故で全損した場合は解約となり、違約金が発生します。しかし、車両保険のある任意保険に加入していれば、保険でカバーできるので安心です。
どんなに注意していても巻き込まれる事故は防げませんので、万が一のことを考え、任意保険に加入する際は、必ず車両保険をつけておきましょう。車が盗まれたりうっかりぶつけてしまっても保険が使えます。
まとめ
本記事では、カーリースが後悔する理由、おすすめのカーリースの紹介、後悔しないための選び方を紹介しました。
デメリットが多いと言われるカーリースですが、契約内容をしっかり確認し慎重に検討すれば快適に利用できます。
一度契約すると、中途解約できない点に注意し、車両保険付の任意保険に加入して補償を万全にすれば安心です。
1年単位で利用できるカーリースもあるため、ライフプランに合わせて選択しましょう。