「ゆうちょからお金を借りる方法は?」
「ゆうちょからお金を借りる際にはどんなことに注意が必要?」
ゆうちょでの借入れを検討している方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか。
ゆうちょでお金を借りるためには一定の条件を満たさなければならないため、誰でも借入れできるわけではありません。
そこで今回は、ゆうちょからお金を借りるための方法や注意点、金利の詳細を解説します。
ゆうちょからお金を借りられない場合の代替案も紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
《即日借入にはカードローンがおすすめ!》
※申し込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
ゆうちょからお金を借りる!キャッシュカードで借入れする方法はある?

ゆうちょのキャッシュカードで借入れを行う方法は、今のところ「自動貸付(貯金担保自動貸付)」しかありません。
以前は、ゆうちょでも「したく」という名称のカードローンを提供していましたが、2018年10月末で受付を終了しています。
したくの金利は年7.0%〜14.9%で、パートやアルバイトでも最高500万円までの借入れが可能となっていました。
現在、カードローンの利用はできなくなったものの、別の借入手段として「自動貸付」を行っています。自動貸付も、カードローンと同様に自由な用途での借入れが可能です。
自動貸付については次の項目で詳しく解説しますので、気になる方は参考にしてみてください。
ゆうちょからお金を借りる!フリーローンなら即日借入れOK?審査や金利の詳細は?

ゆうちょで現在利用できるのは、住宅ローンのみです。フリーローンの取り扱いはありません。
かつて、ゆうちょはスルガ銀行と提携しており、用途の自由なフリープランを提供していました。
しかし、2019年6月28日に提携を解消しており、それ以降フリーローンの契約は行っていません。
前述で触れた通り、自由な用途でゆうちょからお金を借りる方法は自動貸付の一択です。自動貸付は無審査なうえ、0.25%〜0.5%の低金利でお金を借りられます。
また、即日での借入れも可能で、必要な金額をその都度すぐに引き出せる点も魅力。借入時に余計な手間がかからず、利便性にも優れています。
以下に自動貸付の概要をまとめておくので、ゆうちょでの借入れを検討している方はよく確認しておきましょう。
利用限度額 | 300万円(ただし預け入れ金額の90%以内) |
実質年利 | 定額貯金の場合:0.25% 定期貯金の場合:0.5% |
貸付期間 | 2年 |
担保・保証人 | 定額貯金または定期貯金 |
Web完結 | 不可 |
ゆうちょからお金を借りる!自動貸付の申し込み方法や受付時間

自動貸付でお金を借りる際には、郵便局の窓口で直接申し込む必要があります。
ゆうちょ銀行の窓口受付は、平日の9時~16時までとなっているため、時間内に窓口に出向きましょう。
自動貸付の利用を申し込む際に審査はないので、基本的に手続き終了後すぐに利用できます。即日借入も可能なため、時間的な余裕がない方でもすぐにお金を用意できるでしょう。
なお、借入れの際は窓口で申し込まずとも、ATMから現金の引き出しが可能です。
ゆうちょからお金を借りる!自動貸付を利用する際の注意点は?

ゆうちょからお金を借りるのを検討している方は、以下の点に注意しましょう。
- ゆうちょ銀行に貯金がなければ利用できない
- 貯金の全額借入はできない
- 返済日を過ぎると貯金が払い戻される
審査はないものの、ゆうちょでの借入れにはいくつかの条件があります。ご自身が条件を満たせているか、事前に確認しておいてください。
ゆうちょ銀行に貯金がなければ利用できない
ゆうちょで自動貸付を利用するには、定期貯金(または定額貯金)の残高が残っていなければなりません。
なぜなら、自動貸付はゆうちょに預けている貯金を担保として貸付を行う金融サービスだからです。
ゆうちょで定期貯金をしている方は、残高がマイナスでも貸付扱いとしてお金の引き出しが可能となります。
しかし、定期貯金を行っていない方は担保がないため、自動貸付の利用対象とはなりません。
自動貸付の前提条件として、ゆうちょ銀行で定期貯金を行っている必要があります。
貯金の全額借入はできない
ゆうちょの自動貸付を利用する際、定期貯金の全額借入はできません。
自動貸付のルールとして、借入れ可能な金額は貯金額の90%、なおかつ300万以内と決められています。
貯金額のうち10%は借入れができないので、必要な金額と貯金額がほぼ同じ場合は資金不足になる可能性があります。
また、300万円以上貯金がある方でも、借入れできるのは300万円までです。貯金額にかかわらず、限度額は一律300万円と決まっているため、借入希望額が大きい方は注意してください。
返済日を過ぎると貯金が払い戻される
ゆうちょからお金を借りている状態で返済期限を過ぎると、貯金が払い戻されてしまいます。
払い戻しとは、貸した金額を貯金額から差し引いた金額を返却する手続きのことです。
つまり、簡単にいえば定期貯金の強制解除を意味します。貸付金は担保としていた貯金で弁済され、残金は総合口座の通常貯金に入金される流れです。
自動貸付の返済期限は、借入日から2年となっています。2年を過ぎると、これまでに貯めてきた貯金がすべてなくなってしまうので、必ず期日前の返済を心がけましょう。
ゆうちょからお金を借りるのが難しいなら即日借入OKなカードローン

ゆうちょからの借入れが厳しい方は、以下のカードローンを利用してみてください。
- アイフル
- プロミス
- SMBCモビット
- アコム
こちらの4社は審査がスムーズで、申し込むタイミングによっては、即日での借入れが可能です。ゆうちょ銀行と提携している業者も多いので、取引しやすいでしょう。
①アイフル
「アイフル」は銀行の傘下に入らず、独自の審査基準で金融サービスを行っています。メディア露出が多く、知名度が高いので、初めての借入れでも安心です。
また、初めてアイフルを利用する方は30日間無利息となるため、カードローンの利用に慣れていない方でも気軽に利用できます。
ゆうちょ銀行とも提携しており、通常の入出金感覚で取引が可能。審査が最短18分で完了するため、お金が必要なときにすぐ手に入るのも嬉しい点です(※)。
融資を受けられるまで | 最短18分(※1) |
融資限度額 | 800万円(※2) |
実質年利 | 3.0%~18.0% |
無利息期間 | 30日間 |
担保・保証人 | 不要 |
※1:お申し込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
※2:ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
②プロミス
「プロミス」は大手カードローン会社のなかでも、特にスピードに特化しているのが特徴です。
最短3分で審査が終わるので、ゆうちょの自動貸付とほぼ同等の早さで必要な資金を調達できます(※1)。
提携ATMが豊富で、コンビニATMだけでなく、ゆうちょのATMとも提携済みです。身近な場所で取引できるので、移動が多い方でも利用しやすいでしょう。
初めての契約で、30日間の無利息期間が付与されるのも嬉しいポイントです。
融資を受けられるまで | 最短3分(※1) |
融資限度額 | 1〜500万円(※3) |
実質年利 | 4.5%~17.8% |
無利息期間 | 30日間 |
担保・保証人 | 不要 |
※1:お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。申し込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取り扱いとなる場合があります。
※2:メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※3:借入限度額は審査によって決定いたします。
③SMBCモビット
「SMBCモビット」は、借入れを周囲の人に知られないよう、さまざまな点で配慮してくれるカードローンです。
原則、電話連絡・郵送物なしで契約でき、会社や家族に知られて肩身の狭い思いをする心配はありません。
ゆうちょ銀行ATMでも取引が可能で、普段からゆうちょをよく利用している方にもおすすめ。
最短15分で審査が終わるので、即日融資を希望する方にも頼りになるでしょう(※)。
融資を受けられるまで | 最短15分(※) |
融資限度額 | 800万円 |
実質年利 | 3.0%~18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
※申し込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
まとめ
ゆうちょからお金を借りるなら、自動貸付を利用しましょう。カードローンやフリーローンの金融サービスは現在行っていないので注意してください。
また、自動貸付はゆうちょの定期貯金を担保とした貸付です。ゆうちょに定期貯金がない方は、担保となるものがないため借入れできません。
お金を借りる場所をお探しの方は、自動貸付のように即日でも借入れ可能なカードローンを利用するのがおすすめです。
以下の大手4社から、気になるカードローンがないか、探してみてください。