アイフルやアコムなどCMでお馴染みの消費者金融は、即日融資可能で急いでいる時に便利なサービスです。最近はアプリを使って簡単に借入できるようになり、その利便性もさらに上がっています。
しかし、一部では金利について「高すぎるから借りたら終わり」と言われることも。
結論から言えば、消費者金融の金利相場は18.0%です。この数字は、法定の範囲内であり「借りたら終わり」というものではありません。
消費者金融の金利のメリット・デメリットを理解して利用すれば、便利でいざという時助かるサービスです。
そこで本記事では、消費者金融の金利上限や相場の解説と、借りた場合の金利シミュレーションをご紹介します。
「消費者金融を利用したいけど、金利が気になる」とお悩みの方は、参考にどうぞ。
消費者金融(サラ金)の金利相場一覧!一ヶ月など計算!借金・アイフル・利息高い・金利下げるなど

上述したように、消費者金融の金利は年率18.0%が相場です。大手消費者金融4社の金利を比較してみましょう。
上記のように、4社とも金利が年率18.0%以下となっています。
次に年利18.0%で20万円借りた場合の利息がいくらになるか計算していきましょう。
【借入額20万円 返済回数24回 実質年率18.0%】
回数 | 返済金額 | 元金 | 利息 | 残高 |
1回目 | 9,984 | 6,984 | 3,000 | 193,016 |
2回目 | 9,984 | 7,089 | 2,895 | 185,927 |
3回目 | 9,984 | 7,196 | 2,788 | 178,731 |
〜〜〜省略〜〜〜 | ||||
22回目 | 9,984 | 9,548 | 436 | 19,539 |
23回目 | 9,984 | 9,691 | 293 | 9,848 |
24回目 | 9,984 | 9,837 | 147 | 11 |
25回目 | 11 | 11 | 0 | 0 |
累計 | 239,627 | 200,000 | 39,627 |
あくまでも目安ですが、20万円を年利18.0%、24ヶ月で返済した場合の利息は39,627円です。
返済回数が短ければ、金利がかかる期間も短くなるため、総支払額も下がります。逆に返済回数を増やすと、金利負担が増え総支払額も増額するという仕組みです。
消費者金融で借りたお金は、できるだけ返すことで金利負担を抑えられます。この数字を見れば、「借りたら終わり」というほどではないことがわかると思います。
金利18%が高いと感じ、少しでも高いと感じるのであれば、セブン銀行カードローンなど上限金利が低めのカードローンの利用がおすすめ。
上限金利が15%なので、消費者金融よりも低い金利で借入することができます。
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借りたら終わりは闇金のこと
借りたら終わりというのは、闇金です。闇金の金利は、10日で1割(トイチ)、10日で5割(トゴ)などが一般的です。一番低い金利「トイチ」を年利にするとなんと365%。かなり法外な数字となっています。
この年利に当てはめると、もし10万円を借りた場合、1ヶ月で3万円の利子がつき13万円を返済することになるのです。これではなかなか返済できず、借金は雪だるま式に増えていきます。
一方で大手消費者金融「アコム」の年率を見てみると、3.0%~18.0% となっています。当然ですが、利息制限法上限金利20.0%の範囲内であり、計画的に利用すればやばいものではありません。
消費者金融の金利上限・相場。個人の法定金利は何パーセント?利息制限法
上述したように、消費者金融の金利上限は利息制限法により20.0%の範囲内と定められています。利息制限法とは、消費者の金利負担軽減を図るため利息や遅延損害金の利率を一定額に制限する法律です。
利息制限法では下記のように利息が制限されています。
- 貸付金額が10万円いないの場合の上限金利は年20.0%
- 貸付金額が10万円以上100万円未満の場合は年18.0%
- 貸付金額が100万円以上100万円未満の場合は年15.0%
このように借り入れる金額によって、利息が変わります。もし100万円以上借りているのに、利息が18.0%だった場合は、違法です。また、年利20.0%を超える場合も、違法な金利となります。
一般的に消費者金融で借り入れる金額は、1社100万円未満が多いため金利相場は年18.0%と考えて問題ありません。
消費者金融で借りた場合の金利はいくら?シミュレーション
続いて消費者金融でお金を借りた場合、金利はいくらになるのかシミュレーションをしてみましょう。
利息の計算方法
利息の計算方法は、「元本額×金利(利率)×借入期間=利息」となります。
この計算式にご自分で借りる金額や金利を当てはめれば、利息を算出できますが、少し面倒に感じることもあるでしょう。
そこで、各消費者金融には利息を簡単に計算できるシミュレーションが用意されています。例えばアコムであれば下記のようなものです。
画像:アコム
このボックスに数字を入力するだけで、返済金額や利息をシミュレーションできます。
アコムやアイフルでは、初回のみ30日間無金利サービスがありますから短期間で返せば、金利を支払う必要はありません。このようなサービスを活用するのも、金利負担を減らす1つの方法です。
消費者金融大手5社の金利比較
ここでは、大手消費者金融カードローン5社の金利を比較していきます。
アイフル | レイク | アコム | |||
金利 | 年3.0%~18.0% | 年4.5%~17.8% | 年3.0%~18.0% | 年4.5%~18.0% | 年3.0%~18.0% |
借入限度額 | 最大800万円 | 最大500万円 | 最大800万円 | 最大500万円 | 最大800万円 |
融資までの時間 | 最短即日※1 | 最短3分 | 最短18分 | 最短1時間 | Webで最短60分も可能※3 |
無利息期間 | なし | 初回「借入日」翌日から30日間無利息 ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 | 初回契約日の翌日から30日間無利息 | ・初回契約日の翌日から60日間無利息 または借入金額の 5万円まで180日間無利息 ※5 | 初回契約日の翌日から30日間無利息 |
※1:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※2:お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※3:21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
比べてみると、プロミスの17.8%が一番低く、他は年利18.0%です。
SMBCモビット以外は30日間無金利サービスがあります。

消費者金融を金利で選ぶならこの3社
大手消費者金融を金利で選ぶなら、下記の3社がおすすめです。プロミスはわずかですが、
金利が低め、アイフルは、審査通過率が高く初回に限り、無金利サービスがありますのでお得です。
アイフル

CMでもお馴染みの「アイフル」は、審査から融資までWEB完結可能。WEBからの申し込みでは、在籍確認が書類で行われるため職場への電話連絡を回避できます。郵便物なし・カードレスでプライバシーにも配慮しています。
最短審査時間は、18分と超ハイスピード(9時〜21時申込)。セブン銀行、ローソン銀行ATMで借入・返済できる点も便利です。
30日間無金利サービスもありますから、初回短期間で返済するならアイフルがおすすめ。借り換えやおまとめローンにも対応しています・
実質年利 | 3.0%~18.0% |
借り入れ限度額 | 800万円 |
融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
プロミス

審査時間・借入まで最短3分というスピード審査が魅力の「プロミス」。大手カードローン会社SMBCコンシューマーファイナンスが運営しています。
初回30日間無利息サービス※1やアプリの操作性が良いなど、サービス面が充実。金利も他社と比べると低いため、おすすめです。
平日だけではなく土日祝日も審査を行っていますので、急いでいる方にも人気があります。
郵送以外の申し込みなら基本的に即日融資。アルバイト・パート・派遣社員でも申し込めます。
実質年利 | 4.5%~17.8% |
借り入れ限度額 | 1〜500万円 |
融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
WEB完結 | 可能 |
※1:メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
アコム
「アコム」は、手続きがわかりやすく初めてカードローンを利用する方に人気があります。三菱UFJフィナンシャル・グループに属する消費者金融ですから、信頼度も抜群。30日間無金利サービスもあります。
アコムでは、ネットから申し込むと銀行口座に振り込みしてくれる振り込みキャッシングが優秀。楽天銀行なら申請から1分で、口座に入金されます。ATMや自動契約機に行かなくてもお金を借りられるため、かなり便利。
楽天銀行以外で、三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行の口座でもほぼ24時間(月曜日・土日祝以外)即時振り込み可能。振り込みキャッシングでは手数料がかからない点もメリットです。
カードレスですから、家族や友達にカードローンの利用がバレる心配がありません。
実質年利 | 3.0%~18.0% |
借り入れ限度額 | 800万円 |
融資までの期間 | 最短20分 |
WEB完結 | 可能 |
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
まとめ
本記事では、消費者金融の金利は高いのか、借りたら終わりなのか、についての解説と、金利の計算方法、上限金利などを紹介しました。
消費者金融の金利は年利18.0%で、銀行と比べると決して低くはありません。しかし申し込みから融資までWEBで完結すること、即日融資可能など利便性の高さが大きな魅力です。
「銀行審査に自信がない方」「早く借りたい方」には最適。金利負担を抑えたい方は、30日間無金利サービスのある消費者金融を選び、早めに返済しましょう。