「ファクタリングを乗り換えたいけど、他社での利用はばれるの?」
「ファクタリングを乗り換えるとどんなメリットがある?」
他社でファクタリングを行っている際に、新たに気になる業者が見つかった場合、このような疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、他社利用中に他のファクタリング業者を利用したとしても、両者に知られません。
今回は、ファクタリングの乗り換えを検討している方に向けて、他社利用中でもばれない理由や借り換えのメリット・デメリットを解説します。
おすすめ業者や選び方のコツなど、役立つ情報も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
少額ファクタリング他社利用中・複数はバレる?乗り換え・変更・複数・借り換え・二重譲渡・二重売買契約など

冒頭でもお伝えしましたが、他社ファクタリングを利用中に新たな業者に申し込んだとしても、業者側に知られることはありません。
ファクタリングは融資ではなく、債権(お金を受け取る権利)の譲渡で成り立つ取引であるため、信用情報の照会は行われないからです。
信用情報機関には他社での借入状況や申し込み情報などが詳細に記録されていますが、ファクタリングでは信用情報に記録も残りません。
そのため、金融機関のように、ファクタリング業者間で顧客情報の共有はされていないと考えてよいでしょう。
他社ですでにファクタリングを行っている場合であっても、安心して乗り換えられます。
ファクタリング乗り換え他社利用中OK!借り換え・変更におすすめ

ファクタリングの乗り換え・借り換えを検討している方におすすめしたいのは、以下の4社です。
- QuQuMo
- PMGファクタリング
- アクセルファクター
- 日本中小企業金融サポート機構
- ビートレーディング
上記の業者は、法人・個人どちらでも利用できるうえ、即日入金にも対応しています。また、ファクタリング業者としての実績も高いので安心です。
QuQuMo

QuQuMoは、法人・個人事業主どちらも対応しており、入金までのスピードが魅力的な大手ファクタリングサービスです。
他社のファクタリングサービスと比較して手数料が低く、利用可能額に上限がないことから、幅広いニーズに応えられる可能性があります。
ただし、上限の手数料が明かされていないため、契約時に必ずチェックしましょう。
契約はオンラインで完結し、忙しい人でも申し込みやすく好きなタイミングで手続きできます。
クラウドサインを使った契約なので、セキュリティがしっかりしており情報漏洩の心配もありません。
手数料相場 | 1%~ |
利用可能額 | ~金額上限なし |
即日入金 | 最短2時間 |
個人事業主 | 可(法人も対象) |
オンライン完結 | 可 |
アクセルファクター

出典:アクセルファクター
「アクセルファクター」は、手数料が金額ごとに細かく設定されているのが特徴です。
501万円以上の買取りで手数料が2%まで引き下げられるため、大きい金額での取引が多い法人の方はお得に利用できます。
アクセルファクターの魅力は、支払日が最長180日先の売掛金でも買取り可能な点。支払いサイトの長い建築業の方でも、資金繰りの改善に力を貸してもらえるでしょう。
5割以上の方が申し込み後に即日入金で対応してもらえているので、その日のうちに資金を調達したい方にもおすすめです。
資金化までの所要時間 | 最短3時間 |
ファクタリング形式 | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
手数料 | 30~100万円:10%~ 101~500万円:5%~ 501~1,000万円:2% 1,001万円以上:要相談 |
利用限度額 | 〜1億円 |
利用対象者 | 法人・個人事業主 |
日本中小企業金融サポート機構

「日本中小企業金融サポート機構」は、事業全般のコンサルタント業務を行っているため、経営に関する相談にも乗ってくれます。
ファクタリングにおいての取引社数・支援金額ともに年々実績が増加しており、特に信頼性の高い業者を利用したい方におすすめです。
また、資力の高さが魅力なので、利用限度額に制限がありません。法人の大口取引でも個人の少額取引でも、柔軟に対応してくれるでしょう。
資金化までの所要時間 | 最短3時間 |
ファクタリング形式 | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
手数料 | 1.5%〜10% |
利用限度額 | 制限なし |
利用対象者 | 法人・個人事業主 |
ビートレーディング

出典:ビートレーディング
「ビートレーディング」は、通常の請求書ファクタリング以外に、注文書ファクタリングのサービスも提供しています。
注文書は納品前に発行される書類ですから、請求書ファクタリングよりも早い段階で資金化が可能です。
見積もりはWEBだけでなくLINEでも対応可能なので、スマホから簡単に申し込めます。
また、公式LINEに登録すれば必要書類の提出もスムーズに進むため、利便性で選びたい方に向いています。
資金化までの所要時間 | 最短2時間 |
ファクタリング形式 | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
手数料 | 2社間ファクタリング:4%~12% 3社間ファクタリング:2%~9% |
利用限度額 | 3万円~7億円 |
利用対象者 | 法人・個人事業主 |
PMGファクタリング:審査&見積もりは最短20分!法人におすすめ

出典:PMGファクタリング
PMGファクタリングは、買取件数を毎月1,500件以上も取り扱っている原則法人のみが利用できる人気のファクタリングです。
50万円の小額から、最大2億円までと幅広く対応してくれます。少し足りないときも、大金が必要になっても相談できる頼もしい存在といえるでしょう。
最短2時間のスピード入金も可能なので、ぜひ無料で相談してみてください。
手数料 | 審査による |
入金スピード | 最短2時間 |
買取可能額 | 50万円~2億円 |
ファクタリングを乗り換える際のメリット

現在利用しているファクタリング業者より、さらに条件のよい業者を見つけた際には、乗り換えを検討してみましょう。
条件のよいファクタリング業者に乗り換えると、以下のようなメリットが得られます。
- 手数料をさらに抑えられる
- 利用限度額の幅を増やせる
- 資金調達までの時間を短縮できる
手数料をさらに抑えられる
好条件のファクタリングに乗り換えると、手数料をさらに引き下げられるかもしれません。
業者ごとに手数料の設定は異なるため、複数のファクターを比較しながら選ぶと、より低手数料のファクタリング会社を見つけられるでしょう。
継続的な資金繰り調整にファクタリングを活用するのであれば、手数料の見直しによって大幅なコスト削減も期待できます。
数%程度の違いであっても、利用回数を重ねるほどお得になり、より活用しやすくなるでしょう。
利用限度額の幅を増やせる
利用限度額が大きい業者に乗り換えると、金額に縛られずに自由度の高いファクタリングを実現できます。
なぜなら、ファクタリング業者によって、利用できる下限額・上限額の範囲が異なるからです。
少額買取に対応している業者に乗り換えれば、個人事業主の方はこまめな資金調達が可能になるでしょう。
また、上限額が増えると多額の資金調達がスムーズになり、法人の方は金額を気にせず申し込めます。
事業形態に合わせて、限度額が適切な業者を再検討してみてください。
資金調達までの時間を短縮できる
資金調達までの時間を短縮したい方も、ファクタリングの乗り換えを検討してみるのがおすすめです。
というのも、即日入金のファクタリング業者もいれば、5営業日ほど時間を要するファクターもいるなど、資金化までの期間はさまざま。
また、即日入金の場合であっても、審査時間は10分〜40分ほどの幅があります。
つまり、資金調達までの時間が素早いファクタリング会社に乗り換えれば、ビジネスにおける財務問題を最速で解決に導けるのです。
資金化までのスピードを重視する際には、入金時間が早い業者を選ぶと、資金調達にかかる時間を短縮できます。
ファクタリングを乗り換える際のデメリット。二重譲渡など

ファクタリングの乗り換えにはメリットだけでなく、以下のようなデメリットもあります。法に触れる重大な要点も含まれているので、よく確認しておきましょう。
- 二重譲渡に注意しなければならない
- 契約手続きの手間がかかる
- 限度額が初期設定からスタートする
二重譲渡に注意しなければならない
ファクタリングを乗り換える際には、二重譲渡に注意してください。二重譲渡とは、すでに買い取ってもらった売掛債権を、他社にも買い取らせてしまうことです。
一度買い取ってもらった売掛債権を再度ファクタリングに利用する行為は、違法取引となります。
二重譲渡が発覚した場合は、詐欺や横領の罪に問われるだけでなく、社会的な信用を失うでしょう。
ファクタリングは金銭のように物質的な取引をするわけではないので、権利の所在がどこにあるのか、わからなくなりがちです。
ファクタリングを乗り換える際には、利用する売掛債権が二重譲渡に当たらないかをしっかり確認しておきましょう。
契約手続きの手間がかかる
ファクタリングを乗り換える際には、新たに契約を結ばなければなりません。
ファクタリング業者間で情報は引き継がれないため、新規契約する際には必要書類等を用意して申し込む必要があります。
また、新たに申し込む業者でも審査を受けなければならないので、資金調達までに手間がかかるでしょう。
しかし、条件のよいファクタリング業者に乗り換えるほうが、結果として得られるメリットが多いため、一時的な手間を惜しまず行動するのがおすすめです。
限度額が初期設定からスタートする
ファクタリングを乗り換えた場合、新たに契約した業者の買取限度額は初期設定からスタートします。
新規申し込みの利用者は取引実績がないため、いきなり大きい額での買取には対応してもらえないケースがほとんどです。
通常、ファクタリングでは利用実績に応じて限度額が引き上げられ、何度も利用している業者であれば買い取ってくれる額も大きくなります。
そのため、ファクタリングに利用したい売掛金の額が大きい場合、乗り換え先の限度額では物足りなく感じる可能性もあるでしょう。
とはいえ、繰り返し利用すると業者からの信頼度が高まるため、限度額を引き上げられるはずです。
新たな業者に乗り換える際には、支払い期日を守りながら着実に信頼関係を築いていきましょう。
ファクタリングを乗り換える際の業者選びのコツ

ファクタリングを乗り換える際には、現在利用している業者よりも条件のよいところを探すことが大切です。
具体的には、以下の点に注目してみてください。
- キャンペーンの有無
- 手数料の低さ
- 買取限度額
- 資金化までのスピード
キャンペーンの有無
ファクタリング業者によっては、利用者に向けたキャンペーンを実施しているところもあります。
キャンペーンを利用すると手数料が割引されたり、買取価格が高額になったりするので、通常よりもお得に利用できます。
例えば、アクセルファクターでは早期申し込み割引を行っており、60日前に申し込むと手数料が2%割引、30日前の場合は1%割引で利用可能です。
キャンペーンを活用すれば、ファクタリングにかかるコストを削減できるでしょう。
キャンペーンの開催は不定期ですから、利用できる業者がないか、こまめにチェックしてみてください。
手数料の低さ
ファクタリング業者を乗り換える際には、現在利用している業者よりも手数料が低い業者を選びましょう。
利便性やイメージだけで業者を選ぶと、実際に利用したときに前よりコストがかかってしまう可能性があります。
ミスマッチを防ぐためには、現在適用されている手数料を正確に把握しておくことが大切です。
現在の手数料を正確に把握していない方は、ファクタリング業者に直接問い合わせるなどして確認しておくとよいでしょう。
新たな業者を探す際には、より手数料の低い業者を探すところから始めてみてください。
買取限度額
ファクタリング業者の乗り換えを検討している方は、買取限度額の比較も大切です。
業者によって買取限度額が異なるので、利用する売掛金額に見合わない業者に申し込んだとしても、買取りを断られてしまう可能性があります。
このような事態を防ぐためには、利用したい売掛金額に合わせて業者を選ぶのがポイントです。売掛金額に見合った業者を選べば、金額を気にせずファクタリングを活用できます。
資金化までのスピード
支払いサイトに不安がある方は、資金化までのスピードを重視して選ぶとよいでしょう。
せっかく手数料の低い業者に乗り換えたとしても、資金化までに時間がかかれば、状況が改善したことにはなりません。
よりスピード感のある資金化が実現できれば、事業運営も円滑に進められるでしょう。
ファクタリングを乗り換える際には、現在契約している業者より資金化までの時間が短縮できる業者を選ぶのがポイントです。
まとめ
ファクタリング会社を乗り換える際、他社利用が別の業者にばれる恐れはないので、安心してください。
むしろ、思い切って乗り換えれば、より好条件でファクタリングを利用できる可能性があります。
乗り換え時のミスマッチを防ぐためには、業者選びのコツを参考にしながら見極めるべきポイントをしっかり押さえておきましょう。